日本図書コード・書籍JANコード【にほんとしょコード・しょせきジャンコード】

書籍のカバーには、「日本図書コード」「書籍JANコード」を印刷する。 ■日本図書コード 日本図書コードは、ISBN番号、分類コード、価格コードで構成される表記。ISBN番号は、国番号、出版者コード、書名コード、チェック数字から成り立つ。分類コードは、販売対象(一般、実用など)、発行形態(単行本、文庫など)、内容(哲学、商業など)を、Cから始まる4桁の数字で表している。 ■書籍JANコード 書籍JA […]

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ノンブル【ノンブル】

書籍の本文で、ページの下部などにあたまから通してふるページ番号のこと。 デザイン上の制限でノンブルをふれない場合や、コミックスなど紙面いっぱいに絵柄を印刷する印刷物の場合は、版面の外に「捨てノンブル」を印刷し、面付けの間違いを防止する。 口絵や巻頭を別章扱いとする印刷物の場合は、巻頭部分にⅰ、ⅱ、ⅲなどとローマ数字のノンブルを入れる場合がある。

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ニス【ニス】

■OPニス 印刷しない白い部分が多い印刷物で、ベタの印刷がある場合は、絵柄を印刷した上から印刷面を保護するために「OP(Over Print)ニス」を印刷することがある。OPニスはオフセット印刷機のインキ壷に入れて通常のインキと同様に印刷をすることができる。 企業のCI入り封筒などで、平滑性の低いマットコート紙や晒クラフト紙などを使う場合、製袋加工時にベタ面がこすれて白い部分につきやすい。企業の封 […]

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塗り足し【ぬりたし】

紙面の端まで印刷をしたい場合は、「塗り足し」をつけたデータを作成する必要がある。トンボの外トンボ(仕上がりより3mm大きく引かれている)まで塗り足し部分を作っておくことで、内トンボ(仕上がりトンボ)の位置で断裁した際に、端まで印刷された状態に仕上がる。なお、塗り足しを作らず内トンボまでしかないデータで印刷をすると、断裁時に刀がずれて白い部分が出るおそれがある。断裁機は数百枚単位でまとめて断裁を行う […]

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中綴じの面付け【なかとじのめんづけ】

製本の形態によってページの面付けは違ってくる。無線とじ・あじろ綴じといった、本文を糊で綴じ表紙でくるむものは、丁合時に折丁を順番に重ねていくのに対して、中綴じは中央を針金で綴じる製本なので、折丁を順番に挟むように丁合していく。だから、中綴じの本を無線綴じ・あじろ綴じの面付けで印刷してしまうと、ページ順がめちゃくちゃになる(逆もまたしかり)。 中綴じでは折丁に「ベロ」が必要になる。折丁の片側だけをベ […]

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