総インキ量【そういんきりょう】

オフセット印刷ではカラーをCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色のインキによる掛け合わせで表現する。 すべてのインキを最大に掛け合わせればインキ量は400%になるが、印刷機でトラブルなく印刷できる総インキ量は300〜350%までで、できれば300%程度に抑えたい。 というのも、インキの上にインキを重ねて行くと、総インキ量が増えて行くにつれ、後から刷ったインキがのらなくなってくる。 […]

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先刷り・後刷り【さきずり・あとずり】

プロセス4色(いわゆる普通のフルカラーの印刷)の刷り順は、K→C→M→Yとなる(トラッピング【トラッピング】参照)。 では2色の印刷の場合や、4色+金などの印刷の場合はどうだろう。 icon-tag 2色機などでの刷り順 (1)タック値の高いものから順に刷る様にします。 後刷のインキのタックを下げる時にはレジューサーかコンパウンドをし使用します。ニスは使用しないでください。 (2)絵柄の多い方を後 […]

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湿し水【しめしみず】

オフセット印刷は、刷版上の親水性の部分に水をつけ、親油性の部分にインキをつけることで印刷を行う仕組みだが、この親水性の部分につける水のことを「湿し水」という。 湿し水には、エッチ液という添加剤を入れる。エッチ液は、版の保水性を保つ成分、版のゴミを取り除く成分、また、アルコール(IPA=イソプロピルアルコール)などを含んでいる。アルコールは、版上の細かい部分にまで水が入っていく手助けをさせるためのも […]

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線数【せんすう】

印刷では、写真などの階調を網点で再現している。画像や平網などは製版時にスクリーン処理(網点化)を行い、印刷に適した版を作成する。 線数とはスクリーン線数のことをいい、1インチに印刷のドットの線が何本並ぶかを表している。多ければ多いほど、目の細かい印刷になる。コート紙などにカラーで印刷する場合は、線数は通常175線で指定する。美術書などは線数を300線程度まで上げて印刷する場合があり、このような印刷 […]

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背丁・背標【せちょう・せひょう】

本文には必ず「背丁」と「背標」を入れて印刷する。 背丁(せちょう)は、書籍の題名やその折丁の折数(1折、2折など)のことで、「のど(綴じる部分)」に入れる。背丁は、折丁の混入を避けるために必ず必要。製本の現場では、同時に多数の印刷物の製本作業を行っており、折丁のノンブルをいちいち確認したりすることは困難。現場ではこの背丁で折丁を区分している。 背標(せひょう)は、背丁同様にのどの部分に入れる、四角 […]

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製袋【せいたい】

ロットの多い封筒の印刷は、既製の封筒に印刷をせず、コストを抑えるために大きな用紙に展開の状態で複数面付けして印刷し、その後「製袋」する。 例えば、長3サイズの封筒を50,000枚印刷するとして、既製の封筒に印刷すると50,000枚を印刷しなければならない。長3封筒は、展開するとハトロン判(900×1200mm)の用紙に12面付くので、この状態で印刷すれば、印刷枚数は50,000枚÷12面=4,16 […]

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スプレーパウダー【スプレーパウダー】

オフセット印刷では印刷後の排紙部(刷った用紙が1枚ずつ積み重なっていく部分)で、用紙の1枚1枚の表面に粒子状の粉をふりかける機構が付いている。これを「スプレーパウダー」という。 印刷後、インキはインキ中の溶剤が用紙に浸透し、皮膜が硬く締まる(「セット」という)。これにより、印刷した用紙が排紙部で積み重なっていってもインキが用紙裏に付くことがなくなる。その後、皮膜は時間をかけて酸化し、完全に乾燥する […]

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捨てオビ【すておび】

スポット的に絵柄があり、印刷しない部分がほとんどの印刷物(企業のCI入り封筒など)では、仕上がりに影響しないくわえ尻の部分に「捨てオビ」とよばれるベタのオビを印刷する。こうすることで、印刷しない部分に発生する地汚れを回避する。 スポット的にしか絵柄がない場合、インキが十分に消費されきらないためインキの需要と供給のバランスがくずれ、白い部分に汚れとして印刷されてしまう。捨てオビを印刷することで、イン […]

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静電気【せいでんき】

印刷用紙は適正な水分含有量を保って製造されているが、製造段階や流通段階において水分の少ない用紙が発生することがある。このような場合、用紙に静電気が起こり、印刷機のフィーダー部(印刷用紙を1枚ずつ吸い上げて内部に供給する部分)で用紙を供給することができず、機械が頻繁に止まる。このような場合は、用紙会社に連絡し、用紙を交換してもらう。 静電気は2枚挿しの原因にもなる。本来は1枚ずつ印刷機に送り込むとこ […]

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刷版【さっぱん】

「刷版」は、印刷機にセットする印刷版のこと。 オフセット印刷では、PS版(Presensitized Plate)というアルミ製の板を使う。 PS版の表面には親油性の感光剤が塗ってあり、製版フィルムをのせて感光させてから現像すると、露光していない部分だけが残り、あとは洗い流される。 残った部分は親油性なのでインキがつくようになり、洗い流された部分は反対に水がつくようになる。 印刷機ではインキと水を […]

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