チョーキング【チョーキング】

事象 キャストコートの用紙(ミラーコートとかエスプリコートとか、表面がピカピカしてる用紙)に4c+蛍光ピンクで印刷した際、乾燥後に蛍光インキだけがポロポロ取れるということがあった。 爪の先で軽くカリカリやるとポロポロと取れる。 なんだこれ? なんでなんで? これは「チョーキング」と呼ばれる現象で、キャストコートなどの吸油性が高い用紙に金・銀・蛍光などのインキで印刷すると起こりやすい問題であった。 […]

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天のり【てんのり】

メモ帳、便箋、伝票などの製本方式(はがして使うものは天のり)。天側(綴じられている方)をのりで固めて、その後表紙でくるむ。 のりで固める際は、員数(例えば100枚のメモならば100枚を数えること)したあとに台紙となる板紙を挟んでおき(もしくは目印の合紙)、数10冊分を重ねた状態でまとめてハケでのり付けを行う。のりが固まったら1冊ずつはがし、表紙を付けていく。 高級な便箋では、単純にのりで固めるだけ […]

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断ち割り【たちわり】

同一のものを複数面付けする際に、塗り足し部分(「ドブ」という)を設けずに隣り合ったものをぴったり付けて面付けすることを「断ち割り」という。 通常、印刷物は塗り足しがあるのでドブを四周に3mmずつ設けて印刷する。大量に刷るチラシなどでは、断裁時にこのドブを落とす手間が大変なものになるので、一回の断裁で済むように(「一刀断ち」という)断ち割りで面付けし、なるべく断裁の回数を少なくする。 断ち割りで印刷 […]

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トラッピング【トラッピング】

印刷時に、先に刷ったインキの上に後から刷ったインキが転移することを「トラッピング」という。 4色(プロセス4色=カラー)で印刷するときは、通常「K(ブラック=墨)→C(シアン=藍)→M(マゼンタ=紅)→Y(イエロー=黄)」の順で印刷を行う。一般的に、カラーの印刷物の絵柄面積は、Kが最も少なく、Yが最も多い。先に刷ったインキに後から刷るインキは転移しにくいので、インキの面積が少ない方から順番に印刷す […]

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ダブリ【ダブリ】

印刷時、用紙に文字や網点がずれて二重に印刷されてしまう現象を「ダブリ」という。 単色の印刷で表れるダブリと、4色印刷で表れるダブリの2種類があり、原因は異なる。 単色の印刷で表れるダブリは、機械的なガタやブランケットの調整不良などで絵柄がずれて印刷されることから起こる。 4色印刷で表れるダブリは、いったん刷った絵柄が次の印刷ユニットでブランケットに転移し、そこで若干のずれが生じて再度用紙に転写され […]

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ドライダウン【ドライダウン】

上質紙などの非塗工紙やマットコート紙など平滑性が低い用紙に印刷する際、印刷時にはきれいに刷られていても、時間がたってツヤがなくなり、濃度がおちて色がくすんで見えることがある。このような現象をドライダウンという。 印刷してから時間がたつと、溶剤が紙に浸透することにより、インキ表面の膜厚が薄くなる。そのため、印刷直後よりも印刷濃度が薄くなって見える。はじめから印刷濃度を上げて印刷を行うなどの対応をとる […]

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耐光インキ(耐候インキ)【たいこうインキ】

通常のインキは色調、彩度、価格などを考慮して製造しているため、耐光性に劣る。特に黄、紅のインキは変退色しやすく、屋外に掲示すると1ヶ月程度で色がとんでしまう。屋外に掲示するものや、屋内でも長期間掲示する印刷物、例えばポスターなどは、耐光インキという紫外線に強い顔料を使用したインキを使って印刷する。 また、蛍光インキという蛍光成分を配合したインキがあるが、一般のインキに比べて耐光性が極端に劣る。

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特色刷り【とくしょくずり】

フルカラーの印刷は、4色のインキ(C=シアン[藍]、M=マゼンタ[紅]、Y=イエロー[黄]、K=ブラック[黒])を使って印刷し、さまざまな色を再現する。それに対して、特定の色のインキを作って印刷することを「特色刷り」という。例えば、企業が使う封筒などは、ロゴをコーポレートカラーの特色で印刷することが多い。 特色は、DICやTOYO、PANETONEのカラーガイド(色チップ)で指定する。印刷会社は、 […]

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束【つか】

書籍の背幅のことを「束(つか)」とよぶ。装丁を行う際は、実際に使用する用紙を使って事前に「束見本」というサンプルを作り、背幅を出した上でデザインを行う。カバーや表紙は背幅を考慮して作らないと、製本時に小口側の絵柄が足りなくなったり、背のデザインが表紙側に回りこんでしまったりする。 ページ数が少なくても束を出すためには、「嵩高(かさだか)」の用紙を使って本文を印刷する。嵩高用紙は紙の繊維間の結合がゆ […]

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