天のり【てんのり】

メモ帳、便箋、伝票などの製本方式(はがして使うものは天のり)。天側(綴じられている方)をのりで固めて、その後表紙でくるむ。 のりで固める際は、員数(例えば100枚のメモならば100枚を数えること)したあとに台紙となる板紙を挟んでおき(もしくは目印の合紙)、数10冊分を重ねた状態でまとめてハケでのり付けを行う。のりが固まったら1冊ずつはがし、表紙を付けていく。 高級な便箋では、単純にのりで固めるだけではなく、のりを塗った後に非常に薄い紙を貼付ける。こうしておくと、時間が経ってものり付け部分がばらばらになりにくい。