紙面の端まで印刷をしたい場合は、「塗り足し」をつけたデータを作成する必要がある。トンボの外トンボ(仕上がりより3mm大きく引かれている)まで塗り足し部分を作っておくことで、内トンボ(仕上がりトンボ)の位置で断裁した際に、端まで印刷された状態に仕上がる。なお、塗り足しを作らず内トンボまでしかないデータで印刷をすると、断裁時に刀がずれて白い部分が出るおそれがある。断裁機は数百枚単位でまとめて断裁を行うので、1mm程度は容易にずれる。端まで印刷のあるデザインをする場合は、必ず塗り足し部分を設けておかなければならない。