ゴースト【ゴースト】

印刷方向に、ベタや平網などの絵柄と白抜きのマドが作られていたりする場合、ベタ、平網部分に白抜きマドの形でモヤッとした絵柄が印刷されることがある。これを「ゴースト」という。

インキ量のバランスがくずれて発生する現象で、印刷するインキの色によって目立ったり目立たなかったりするが、基本的に印刷機側では回避することができない。

版面の外にインキバランスを調整するための捨てオビを印刷する、もしくは印刷向きを90度回転するなどして対応する。

ゴースト防止オビ
ゴースト防止オビ

ベタ印刷部にこのような白マドがある場合はゴーストの発生率が高い。
版面の外(くわえ尻)に捨てオビを印刷し、インキ供給のバランスを整えて、ゴーストの発生を防ぐ。