印刷用語マニアックス-印刷業界で使われている用語の解説をします。お届けするのは光栄印刷株式会社。書籍・冊子の印刷が得意です。よろしくお願いします。

印刷用語マニアックスは、印刷業界で使われる特殊な用語の数々を、なるべく「具体的」に、「分かりやすく」紹介する印刷用語集です。


針とび・あてとび【はりとび・あてとび】

印刷する用紙にくせがあると、前あてや針に用紙が垂直にあたらず、「針とび」「あてとび」というトラブルが起こる。 きれいに刷れていて一見なんの問題もないように見えるが、「針とび」や「あてとび」を起こしていると印刷位置が用紙ごとにまちまちにずれてしまう。 例えば、後加工で金箔押し加工を行うとする。「針とび」「あてとび」を起こした刷本は、用紙ごとに金箔がずれた位置に押されてしまうため、同じ位置に正確に金箔 […]

続きを読む

前あて・よこ針【まえあて・よこばり】

印刷では「前あて」と「よこ針」という2つの座標を設定することで、用紙に対する印刷の基準点を設定している。「前あて」で用紙の進行方向(くわえ方向)の位置を決める。「よこ針」で、用紙の横方向の位置を決める。 印刷用紙は抄造後の大きなロール紙を断裁して造られる。例えばA判の用紙は、大きなロール紙を625×880mmに断裁したもの。この用紙を仮に1,000枚使うとして、全て同じ大きさかというとそんなことは […]

続きを読む

Posts navigation

1 2 3 5 6 7 8
Scroll to top